『しつこいくらい、ていねいに』全国レベルの指導から学んだ基礎練の大切さ
今日は小学校で、吹奏楽コンクール上部大会出場常連校を指導されている先生の
特別レッスンがありました。
先生のレッスンは、圧倒的に“基本”に忠実で、かつ本質的。
指導のひとつひとつに「音楽の基本」が詰まっていて、私自身もとても勉強になりました。
印象に残ったのは、『振り子式メトロノームだとズレてしまうから使わない』ではなく、
それでもかけてやるという考え方。
という言葉に、強く共感しました。やりずらくても“しつこく”使って、リズムを体に染み込ませていく。
テンポを体に染み込ませていくには、この「しつこさ」が大事。
「いまは無理に速くしなくていい。テンポを倍にして、ゆっくりていねいに演奏する。
まずは“正確に・確実に鳴らすことが大切。」
テンポを落とし、リズムのひとつひとつを丁寧に感じながら演奏することで、結果的に速く正確な演奏につながっていくんですよね。
まずは基本「楽器をしっかり鳴らす」=響かせる技術こそが、表現の出発点なんですよね。
「もし2時間練習できるなら、1時間は基礎練習、1時間は曲。」この話も本当に納得でした。
打楽器でも、基礎が整っていない状態で曲を進めても、なかなか形にならない。
こうしたアドバイスも、指導の現場ではなかなか徹底できない部分。
実際、「早く曲に入りたい」「音が出ていればOK」という流れになってしまうことも少なくありません。
でもやっぱり、**“ていねいな基礎こそが、音楽を支える”**ということを、今日改めて痛感しました。
■ まとめ
でも今日のレッスンでの一言一言から学べたのは
「基本の大切さ」「地道な積み重ね」「リズムに対する誠実さ」
という、ごまかしのない音楽への向き合い方でした。
私も打楽器コーチとして、子どもたちに伝える立場として、
“丁寧に、しつこく、でも楽しく”
というスタンスを、これからも大切にしていきたいと思います
管楽器の指導では、「口の中の広げ方」「舌の使い方」「唇のあて方」など、
ほんの少し手を加えるだけで音が劇的に変わる様子を目の当たりにしました。
顎の高さをほんの少し変えるだけで、響きが一気に広がる。
“鳴らす”のではなく、**“響かせる”**という感覚がとても印象的でした。
先生はこんなふうにもおっしゃっていました。
「楽器に音をぶつけたような音、勢いだけの音は“痛い音”。
圧をかければいいというわけじゃない。聴いていて気持ちのいい“音色”が何より大切。
もちろん打楽器にも通じる部分です。
強く叩けばいい、大きな音が出ればいいというわけじゃない。
音を大切にする姿勢――それが子どもたちの音を育てるのだと思いました。
現場ではどうしても、「テンポをゆっくり」「メトロノームを使って」と言っても、
「聞こえないから」「時間がないから」と、なかなか取り入れてもらえないこともあります。
でも、先生はそうした現場の空気にも流されず、**“それでも大事なことは伝える”**という姿勢でいてくださった。
その姿勢が、私にとっても心強かったです。
子どもたちの音を育てるために、
私も打楽器担当として、**“しつこいくらい、ていねいに”**を大事にしていきたいと思います。


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